■他の遠赤ヒーターの仕組みと相違
他の遠赤外線ヒーターは、ニクロム線や金属板などの金属に電気を通して、150〜200度の熱を出します。電機コンロを見ればお判りのように、温度を上げればニクロム線は赤くなってしまいますが、遠赤外線というのは読んで字のごとく「赤く見える波長のさらに外側の波長」ですから、赤く見えてしまうヒーターは遠赤外線の比率が少ないのです。
この場合、遠赤外線ヒーターとして販売することができませんので、他メーカーでは赤くならない温度までしか出すことができません。サンラメラの表面温度は約300度です。なぜそれだけのパワーを出せるのでしょうか。それは発熱体に金属を使用せず、特殊なカーボンにいくつかの材料を混合しているため、350度まで上げても赤熱化せず、しかも消費電力に無関係に一定の発熱温度を出せるからです。つまり、赤くならずに300度の熱を出せると同時に、200Wでも600Wでも同じ温度を出すことができるのです。
しかも炉で焼成された発熱体はセラミック板と同体化するため、いくら大手のメーカーでも、製品を購入してその材料を分析することができません。茶碗を分析してどんな土とどんな土が混合され、触媒は何だったのかを研究するのがどれくらい難しいことか、創造していただければお判りと思います。
■オイルヒーターとの違い
現在通販等で販売されているデロンギ等のオイルヒーターは、ほとんど全てヨーロッパ製です。なぜでしょうか。
つまり、デロンギやエドコの宣伝に言うように、安いヒーターがそれほど優秀ならば、「国内大手家電メーカーからオイル方式の製品が出ないのはなぜか」という当然の疑問が生まれます。その理由をご説明します。
日本の夏は気温や湿度の面から見ると、ほとんど熱帯に属するものですから、換気が悪いとすぐにカビが発生します。日本家屋では、ふすま≡や障子といった紙製のものを部屋と部屋の仕切りに使用することで、空気の入れ替えを促進し、湿気やカビから住む人を守っているのです。このふすまや障子の存在が、ヨーロッパ家屋との決定的な違いを象徴します。
「触れてもヤケドしません」という宣伝文が語るように、オイルヒーターの表面温度は80度前後です。自然の換気が少なく、どちらかというと石やレンガというような蓄熟可能な素材を中心に作られたヨーロッパの家は、長年にわたって冬の暖炉の火による温かさ、いわゆる生活熟といったものを吸収しており、家自体が1つのヒ−ターとして作用します。このために低い温度のと−ターを補助として各部屋に置けば十分なのです。
この種の補助ヒーターをそのまま日本家屋に持ってきても、暖房としては通用しないため、国内大手メーカーはこの方式を採用していないのです。当然のようにオイルヒーターの守備範囲は4・5畳〜6畳程度です同じ消責電力で12〜14畳程度まで暖房できるサンラメラとはパワーが違います。
オイル方式の場合、本体内には5リッター前後のオイルが入っています。また、ラジエーター形状にして表面積を稼いでいます。このため・6畳用程度のオイルヒーターでも16キロから20キロ程度の重量があり、消費電力も1000〜1500Wです。これに対して、同じ6畳を温めるサンラメラ600型の重さは5.5キロで消責電力は600Wです。
同じ1200Wでもパワーが違います!
■ハロゲンヒーターとの違い
ヒヨコを育てるのに、裸電球を箱に入れて暖めた記憶はありませんでしょうか。これは裸電球の熟を利用したわけですが、ハロゲンヒーターというのは、普通の電球よりも温度が高いハロゲンランプを熱源にしたもので、裸電球でヒヨコを暖めたのと同じように、ハロゲンランプで人間を暖めているに過ぎません。温度が高すぎるため、遠赤外線の比率は低く、どちらかというと以前からある電気ストーブに近いものです。ランプですから寿命があります。
■ファンヒーターとの違い
エアコンやファンヒーターは温風を出して暖房します。急速に暖房できますが、暖かい空気は上にあがりますので、天井ばかり暖かく、相対的に床付近が冷えているように感じることになります。このため多くの方はホットカーペットやこたつを併用されます。しかも上にあがる空気はホコリやカビを部屋中に巻き上げていきますので、皆さんはこれを吸いながら生活されていることになります。
サンラメラは遠赤外線を出す塙射式です。簡単に言えば太陽と同じ原理ですので、直接空気を暖めるものではありません。体内や壁、畳、家具といったものに直接熟を吸収させ、さらに放出させることで、部屋全体を均等の温度にしていきます。こう書くと「部屋全体を暖房できるのか」とお聞きになる方がおられると思いますが、サンラメラは部屋全体を暖房するものです。ごく−部しか暖房できない局所暖房機ではありません。
このため暖房する速度という点では温風方式に負けますが、ホコリやカビも巻き上げませんし、ホットカーペットやこたつなどの他二酸化炭素を放出することもありませんから一晩中つけておいても安心です。乾燥も加湿もしませんので、結露の予防にもなります。
さらに、遠赤外線方式というのは、接骨院や重体治療院で用いられる赤外線治療器と同じ原理ですから、血行を良くします。腰痛や肩凝りの方は、夏冬関係なく1年中お使いになっています。
■遠赤外線「が」出る、と遠赤外線「も」出るの違い
これまでご説明したどの方式のヒ−ターも遠赤外線の波長を出しています。ただ、遠赤外線の効果を得るのに重要なポイントは、どの程度の割合や強さで遠赤外線を出しているかです。
読んで字のごとく、赤外線とは赤の外側の波長という意味ですから、本来赤く見えるはずはないのですが、昔からのやぐらごたつを筆頭にした赤外線×××というものは、熱源が赤く見えます。これは心理的な効罪をねらった面もありますが、赤い可視光線と近赤外線が相当量出ているので、遠赤外線の割合は相対的に低く、効果も少なくなります。
サンラメラの場合、可視光線は出ていませんし(外に見えないように隠しているのではなく、内部的にまったく出ていません)、近赤外線の割合も非常に少なく、世界でもトップクラスのパワーが出せる遠赤外線ヒーターです。
■「サンラメラ600」と「サンルーム550」の比較